kintoneのOCRプラグインどれがいい?テンプレート不要で不定形の文書を読み取りたいとき

こんにちは、SEタケです。

kintoneで利用できるOCRサービスをお探しですか。

注文書や請求書など、手動でkintoneにテキストを転記するのは大変ですよね。

または、すでにOCRのサービスを利用しているけど、読み取る文書のフォーマットに合わせてテンプレートをたくさん用意しなくてはいけなくて、大変な思いをされていますか?

取引先が多いと、同じフォーマットで、というわけにもいかないので、テンプレートが必要なサービスは現実的ではないことも多いと思います。

幸い、最近はAIの普及で、不定形の文書を読み取れるサービスも増えています。

今回は、不定形の文書を読み取れるOCRのサービスと、その特徴をいくつか紹介します。

※フォーマットが決まっている場合は、フォーマット指定のサービスのほうが機能が充実していて便利かもしれませんが、今回はフォーマット指定なしでの読み取りが必要な方のみ対象です。また、kintoneで利用しやすいサービスのみに限定しています。

一言でOCRといっても、その利用シーンによって適したサービスは異なってきますので、あなたのニーズに最適なサービスを選ぶ助けになれば幸いです。

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ATTAZoo AI OCR(JBAT)

主な機能:

  1. 所定のフォルダに保存したPDFファイルがkintoneアプリに自動で取り込み(OCR実行なし)
  2. kintoneアプリのレコード一覧画面で選択してOCR実行、複数レコード一括処理可能
  3. 画面上でファイルと読取り結果を見比べて修正できるUIあり

別途、FAXやスキャナなどで読み取ったPDFを特定のフォルダに保存されるようにしておけば、そこから先はこのツールでファイルの取込からOCRまで実行できるイメージですね。

シンプルな構成で手軽に自動化が実現できるツールかと思います。OCRを実行するには画面操作が必要で、添付したら自動でというわけではなさそうです。

料金は標準価格が31,900/月~と他のOCRに比べて安くから始められます。無料体験版も用意されています。

標準価格は想定枚数が月に300枚ということで、それ以上は追加プランが必要です。

汎用性の高い使い勝手のいいツールという印象です。

LINE WORKS OCR連携プラグイン(JOIZO)

主な機能:

  1. kintoneアプリにファイルを添付したときに読み取り
  2. kintoneアプリ上でレコードを選択して読取り

OCRの読み取り機能のみのシンプルな構成です。

プラグインの料金は10,000円/月ですが、OCR自体は別途LINE WORKS PagerOnを利用する形で、こちらが50,000円/月~となっています。

LINE WORKS PagerOnは、FAXやスキャナ等からの書類の「受け取り」から「データ化・保管」までをワンストップで行うAI OCRプラットフォームですが、受け取ったファイルをkintoneに自動登録する機能は今はなさそうです。

LINE WORKS PagerOnが便利そうなら、kintoneプラグインとセットで利用するのがよさそうです。

モジトリ(福島コンピューター)

主な機能:

  1. kintoneアプリにファイルを添付したときに読み取り
  2. kintoneアプリ上でレコードを選択して読取り
  3. スマホで簡単に修正可能なUIあり

外作業などの現場で、スマホでの読取作業を楽にできるツールです。ラベルなどをスマホで撮影してkintoneに登録すると自動でOCRしてくれます。スマホで修正もしやすくなっています。

読み取りの仕組みは、他のOCRとは少し違います。写真やPDF内の全文字を読み取って、その中で前後の単語から推測して抜き出す仕組みのようです。設定には少しコツがいりそうですが、そこはサポートしてもらえるようなので、工夫次第で読み取り精度を上げられる可能性はありそうです。

料金は、初期費用10,000円+8,000円/月~となっています。

現場主体なら、これが便利そうです。

AI-OCRプラグイン for kintone(k&iソリューションズ)

主な機能:

  1. kintoneアプリのレコード詳細画面でボタンクリックでOCR実行
  2. kintoneアプリのレコード一覧画面で選択してOCR実行、複数レコード一括処理可能

機能的にはシンプルですが、AIに「ことば」で指示する仕組みなので、様々な書類に柔軟に対応可能のようです。

料金は、66,000円/月~

様々な書類を柔軟に扱いたいときは、こちらがよさそうです。

簡単kintoneオートメーション(TNTN)

主な機能:

  1. kintoneアプリにファイルが添付されてから、一定時間で自動読み取り

これ以上ないくらい、大変シンプルです。OCRの実行間隔は15分に一回、対象のレコードを抽出して纏めて実行されます。能動的な実行ボタンはありません。

OCR実行したいときではなく、暫く放置していたら勝手に実行されている、という使い方ですね。例えば、別途FAX連携など自動でkintoneに注文書などを登録するような仕組みがある場合は、気付いたときにはOCRまで完了している、というフローが出来上がります。

料金は、22,000円/月です。30日間の無料お試しもあります。
ただし、サービス開始記念価格(先着10社)なので、変わる可能性あります。
発展途上といった感じです。

そんなに急いで処理されなくていいけど、たまに見たときには読取り済み、そういう使い方の場合はいいかもしれません。

まとめ

一言でOCRといっても、それぞれ特色ありますね。

どれが業務に合っていそうでしょうか。

サービス選択の助けになれば幸いです。

ではまた。

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